Usotsuki Online

Do you believe in the magic of make-believe ?

何か書きたくなったから適当に書く。さいきん色々イベントに参加してる。自分が何をやりたいのか良く分からない。こんな曖昧な大人になるなんて思ってなかった。これを読んでて思ったけど、自分の場合はプログラミングという行為自体が好きなわけではないと思う。得意だしセンスはあると思っているし熱中しているときは楽しいけれど、「何でも良いからとにかくプログラミングしたい」「プログラミング!プログラミング!プログラミングしたいっ!」みたいな感じは全く無い。本質的には抽象的で美しいアーキテクチャ──ひいては綺麗に整理整頓された概念などが好きだ。というか綺麗なものが好きだ。デザインも好きだし音楽も好きだ。けれど数学は好きではない。抽象的で美しいと思うが現実からは乖離していると思うからだ。いや仕事をしていればそんなことはない、数学はあらゆるもののベースになっているし大事だし必要なものだということは理解しているのだけど、巷にあふれるクオンツ達が扱う金融工学は机上のシミュレーション、数字遊びに過ぎず、データサイエンティストなどという職業はいわばカオスから恣意的な傾向を導き出すだけでこれもやはり美しいとは思えない。翻ってインターネットは大好きだ。インターネットというアイディアを考えた人は天才だと思うし、ハイパーリンクという概念を思いついた人には賛辞を送りたい。ハイパーリンクでクリッカブルな世界がリアルに実現したら素晴らしいと思う。最近では Bitcoin にもハマっていた。数学的には汚いかもしれないが、暗号通貨というアイディアを実用レベルにまで持って行ったナカモトサトシの創意工夫は素晴らしいと思う。実質的にデフレ経済モデルであるという点は問題かもしれないが、Proof of Work によって計算量を貨幣の信用価値に変換したのは凄いと思うし、何より感心したのは、Bitcoin のあらゆる要素(Proof of Work / トランザクションログ / Bitcoin の発掘 etc, etc ...)が組み合わさって、参加者に半ば自動的に Bitcoin 経済圏を作り上げるように促す仕組みになっていることだ。これは驚くべきことで、一体どこの誰がこれほど素晴らしいスキームを考えたのだろうと思う。最初は誰でも参加出来るが悪意のある参加者には旨みがなく、悪意のある参加者が旨みを感じるほど経済圏が拡がったころには既に彼らの演算能力では経済圏を破壊出来ない。これは凄い、凄い、凄い!凄いものを見たぞ!と論文を読みながらビビっときた。天才っていうのは居るんだ。これほど綺麗に概念を実社会に落とし込んでオーガナイズした例というのはなかなか無いんじゃないか、21 世紀における最高にクールな発明のひとつじゃないかとか思った。まぁとにかく、こういうことが自分は好きなのだ。綺麗に整理された仕組みが、そしてそれを作るのが好きなのだ。だから小手先のテクニックやプログラミングそれ自体よりも構造化されたプログラムを作るのが好きだし、アーキテクチャを考えるのが大好きだ。ねぇだけどそれって一体この仕事の他にどんなものがあるんだろう?もう大きな企業の中で働くのは疲れちゃったんだよ。