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Do you believe in the magic of make-believe ?

月曜日。用事があって午後出社。火曜日。仕事を終えて 21 時頃から六本木へ。友達と集まって映画を観る。水曜日。18 時頃に退社してお台場へ。友達とライブへ行く。彼女は今度結婚すると言った。木曜日。会社でアイディアソン。割と面白いビジネスを考えた。楽しい。仕事で考え事をしていたら久しぶりに終電。金曜日。大学時代の友達と数年振りに会う。近況を聞く。皆が少しずつ大人になっている。

結婚という言葉が日常的に出るようになって久しいけれど、やはり男性の既婚率はかなり低い。少なくとも自分の周囲で同年代の友人達の既婚率は 3 割ぐらいだ。女性はやはりこの歳になると結婚する人が多く、半分程度は結婚あるいは結婚する予定があると言う。女性の場合は男性に比べて結婚しなければ、という意識が強い人が多いように見える(主に生活面での不安が強い)。翻って男性は結婚したいという人はかなり少ない。積極的に結婚したいと言うのは子供が欲しいという人ぐらい。まぁこれは分かる。25 歳ぐらいまでに結婚する人達はきっともう少し違うのだろうけど、この年齢で結婚するとしたらそれは大抵の場合は妥協というか、保険的な意味合いが強くなってくる。友人が結婚しだしたから将来のことを考えて何となく、という人が多い。誰かと生活を作ってゆく、という意識は後付けだ。実際問題、独身の男性が結婚するメリットと独りで居るメリットを秤にかけると後者を選ぶ人も多いだろう。自分達の世代だと結婚するのが当然というわけでも無いし、特に周囲から結婚を迫られることもないし、今後既婚率というのはどんどん低下していくのだろうなと思う。同じ人とずっと付き合い続けるという幻想に固執出来るほど執着心も無いしね。

みずは無間

みずは無間

第一回ハヤカワ SF コンテスト受賞作。人格をデジタライズ化され、探査機に搭載されて宇宙を旅することになった男の一人語り……かと思ったら、思いがけず話はどんどんスケールを増し、やがて全宇宙規模のホラー話に。自己を改変・量子化したり情報生命体を作ったり、或いは異種知性体との邂逅を果たすお話の裏側で、主人公は自身が人間であった頃の恋人、みずはの記憶から逃げ続ける。冷たいハード SF と人間時代の温度の高い語り口とが奇妙に重なり合って融合しているのが不思議でならないが、何だか良く分からないまま読み進められてしまう異常なリーダビリティ・軽妙な筆致は凄いとしか言いようが無い。怪作。途中である人間のデジタライズされた人格が異種知性体に惨殺されるのがホントにホラーでした。