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Usotsuki Online

Do you believe in the magic of make-believe ?

電車に乗っていたらあの人に良く似た格好の人が居て少し困惑した。9 月に 1 週間ほど休暇をとって NY に行こうかなと思っていたのだけど、今の自分に必要なのはどう考えても旅行ではなくて静養のように思えたのでリゾートに行くことにした。当初は竹富島に行こうと思っていたのだけど時期的に台風が来たら嫌だなぁと思ったのと、離島好きだけど今はあまり離島気分ではないなと感じたので前から気になっていた軽井沢の星のやに行くことにした。3 泊ほどごろごろする予定(ところで竹富島の方は 9 月末でも 3 泊したら 20 万ぐらいかかるのでなかなかのお値段ですね……軽井沢の方はそれほど高くないですが)。

最近読んだもの

風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫)

風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫)

正直それほど印象が無い。ナイーブな小説だけど今となっては割合ありふれたモチーフなのではないか。

伊豆の踊子 (新潮文庫)

伊豆の踊子 (新潮文庫)

当然読んだことがあるはずなのだけど余り覚えていない。書店を歩いていてふと手に取ってしまったので再読してみた。『伊豆の踊子』はやはり名作と呼ぶに相応しい内容だと感じられる。これだけの枚数で、しかも詳細を語っているわけでもなく、あくまで「印象」を素描しているように思える内容にも関わらず、読者の感情に余韻を残す作品というのはやはり名作であろう。幼い踊り子のイノセンスとその美しさが特に印象的だ。主人公の青年は踊り子と触れあうことで確かに救済を得ているように思えるのだが、最後に彼女達と別れる段になって青年はそのことに気付き涙を流す。かような救済の過程がさらりと心地良い温度感と距離感を保ったまま描かれており、読み終えてから「あたたかい物語」だと感じると共に、胸を締めつけられるような寂しさをもまた感じることの出来る作品になっている。