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Usotsuki Online

Do you believe in the magic of make-believe ?

とつぜん黙り込み、いつも身につけている左手の指輪をこすりながら、遠慮がちに口に出した彼女の言葉はある意味で予想通りのもので、けれど思っていたのとは少し違う選択だった。

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昨日は香港から帰国していた会社の先輩とお寿司を食べに行った。本当にこの人にはお世話になっているなぁ……と心底思う。会社では色んな人にお世話になりっぱなしだけど、やっぱりこの人と共通の上司には頭が上がらない。共通の上司は最近では取締役になったりしてすっかり偉くなってしまったけど(まぁ元々偉かったのだけど)、相変わらず第一線で活躍し続ける文字通りのスーパーハッカーだ。入社した当時はその圧倒的な技術力と業務知識、頭の良さにばかり注目していたし、数年経つと「進化する天才」って本当に居るんだなと思ってそこに注目していたけど、今ではあの人が本当に凄いところはモチベーションと人間力だよね、ということに気付いている、というような話をしたりした。あれほどブレずに自分のプロダクトに誇りをもって熱中し、常に高いモチベーションを持ち続けられる人はなかなか居ない。大人だから誰とでも仕事が出来るし、口では語らないのに誰よりも背中で語る人で、そこが本当に格好良いと思う。

帰宅すると久しぶりにある人から連絡が来ていて、とあるスタートアップに興味はないか?という話だった。自分はその会社について全く知らなかったのだけど、なかなか面白い会社だな〜と思っていたら、偶然別の知人がその会社に転職しようか悩んでいるところだった(彼女は別の会社を選んだようだけど)。仕事柄スタートアップへの転職に関する話は尽きないけれど、自分がそういうところで働けるかというとやっぱり分からないなーといつも思う。そこまで熱量のある人間ではないし、どちらかというと優秀な駒として飼われることに慣れている。それに今の会社である程度の裁量と自由と給料を与えてもらっているのに、敢えて薄給のスタートアップに飛び込むメリットがあまり思いつかない……。結局どれほど出逢った会社に惹き付けられるか、なのだろうか。どれほど惹かれたら転職しようと思うのだろうか。

私と踊って

私と踊って

習作みたいな小編が寄せ集められた玉石混交の短編集だった。個人的にはちょっとコレをハードカバーで売るのは良くないんじゃないのと思ってしまう。500 円ぐらいだったら買って読んでも良いかもしれないけれど……。