Subscribed unsubscribe Subscribe Subscribe

Usotsuki Online

Do you believe in the magic of make-believe ?

SDIM1743

仕事をしていたら後輩に声をかけられたので、そのまま少しだけ飲みに行った。確か 23 時頃だったと思う。久しぶりにお酒を飲んだら結構酔っ払ってしまい、帰宅してから何をしたか良く覚えてない。起きたら 12:30 をまわっていた。何をしようかなと思ったのだけど、どうにも何をする気も起きないので、TSUTAYA DISCAS で借りた漫画を読んだり、雑誌を読んだりしてぼんやり過ごした。夕方ぐらいにスーパーに出掛けて食材を買い込み、夕食を食べながら『ミッドナイト・イン・パリ』を観た。

ミッドナイト・イン・パリ [DVD]

ミッドナイト・イン・パリ [DVD]

何の予備知識も無い状態で観ていたら突然ゼルダとスコットという人物が出てきて、「おや?」と思っていたらフィッツジェラルド夫妻だった。背後で演奏していたのはコール・ポーターで、ここでようやく「もしかしてこれはタイムスリップしているのか?」と気付く。その後も次々と有名人が登場するので、知っている人はニヤニヤ楽しみながら観ることが出来る。作品自体は正直どうってことない話で、作品後半で主人公であるギルが語るのは一言で言えば「隣の芝は青い」ってことである。

"現在" って不満なものなんだ。それが人生だから。

願望は過去への感傷である。《今》という時代が退屈なものだからこそ、偉大な芸術が生まれるんだと言うギルの言葉は、別に深くも何ともない。けれど軽妙な展開や次々あらわれる著名人達、「黄金時代」を象徴するゴージャスでファンタジー色の強い舞台は、観る者をなんだか良い気分にさせてくれる。楽しい映画だった。

でも自分で選んだことだ。何か価値あるものを書こうと思ったら、幻想は捨てるべきなんだ。過去への憧れもそのひとつだよ。