Usotsuki Online

Do you believe in the magic of make-believe ?

SDIM1328

どうやら逆光が好きらしい。

会社の後輩が退職してスタートアップに行くという話を聞いていたのだけど、金銭面で折り合いがつかず難しいよねみたいな話があって現実は厳しいなと感じた。僕だって年収 300 万とか言われたらとても転職出来ないと思う。少なくとも 500 万は貰いたいけど、スタートアップで 500 万というのはかなり高額だ。アメリカならともかく(向こうは新卒エンジニアが 1000 万ぐらい貰える)日本ではなかなか出ない額だろうと思う。仮に 500 万貰ったとしても、その選択により失われた得べかりし利益を回収出来るのかというのは甚だ疑問だ。仮に回収出来るとしても一体どれぐらいの期間がかかるのか。上場もしくは売却というイグジットにまで辿り着くスタートアップはごく僅か。そこまで辿り漬けない限り逸失利益が発生するのは避けられないわけで、スタートアップで働くということは経済的観点からは基本的には余りよろしくない選択に思える。勿論、本当に立ち上がったばかりのスタートアップで働くことが出来れば自分の能力の向上という意味では大きな成果が見込めるだろうし、その成果を利用して次のステップに活かすことは出来るかもしれないけれど。ただ割合で言うと基本的には余り良い(経済的な)リターンは得られないだろうという感じはする。

勤務先のポータルサイトに「Github 使いたい」などと呟いていたら「プレゼンしてよ」と言われたので少し調べてみようかなと思っている。実際のところ、ローカルを git にして PJ のサーバに svn サーバを置いて git -> PJ svn -> svn という運用でも良いのだけど、折角なら Github 使いたい!というわけで、Github を使うメリットを考えたい。

夜の蝉 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

夜の蝉 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

最近読んだ本を余り書いてないなとふと気がついた。少し前に北村薫の『夜の蝉』を読んだ。円紫さんシリーズの二作目。このシリーズは北村薫のデビュー作なので、当然ながら最近の作品であるベッキーさんシリーズに比べると完成度という点では少し劣る(キャラクタの魅力や文章の美しさなど)。けれど十分に面白いし、読んでいて楽しい作品であることは間違いない。《夜の底が白くなった》という美しい詩に対する一節が印象に残っている。

はるか天空の雁の声を《底を行く》といい、更にその上の夜の無限を示すというのは恐ろしいような感覚だ。そしてその夜は朧に霞む白い夜なのである。