Usotsuki Online

Do you believe in the magic of make-believe ?

お昼前に起きてアメリカに居る友人と 2 時間ほどチャットをして、夕方から有楽町まで出掛けて『最強のふたり』を観た。全身麻痺の富豪と彼を介護する貧しい黒人青年を中心に据えた映画なのだけど、全編にわたって健全でポジティブなトーンに纏められており、テンポの良い演出や絶妙なユーモアも相俟って非常に楽しく観ることが出来た。客受けも良く劇場の雰囲気もとても好意的だったと思う。音楽や映像も高水準で観ていて不快なところが無い。ユーモアに関してはブラック過ぎると眉をひそめる人が居るかもしれないけれど、そうはならないように絶妙な匙加減でコントロールされていると感じた。総じて高水準で良い映画だった。物語の後半、黒人青年ドリスが富豪であるフィリップに向かって「俺はあんたと違って不幸に慣れてないんだ」と言うシーンには、彼らの間に築かれた絆の強さやお互いに対する敬意を感じて非常に心を動かされた。

歪笑小説 (集英社文庫)

歪笑小説 (集英社文庫)

薦められて東野圭吾『歪笑小説』を読んだ。こちらも編集者と作家を取り巻く諸々を描いた笑える内容。お風呂でくすくす笑いながら読んだ。色々と心中穏やかでない出来事(主に対人関係)が続く中、妙に笑った一日だった。

季節の変わり目は気持ちが塞ぎ込みがちでどうも良くない。東京には余り知人も居ないしいつも同じ人と同じように会って映画を観たりしているので、もう少し交友関係を広げた方が良いんだろうなと思いつつ、さて一体どうすればそんなことが出来るんだろうと途方にくれて早 5 年なのであった……。