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Usotsuki Online

Do you believe in the magic of make-believe ?

SDIM0436

23 時過ぎに退社。ようやく少し落ち着いた。このあいだ同僚に「毎日深夜まで働かざるを得ない状況にならないと暇だと思っちゃうんでしょ?」と言われたけど、まぁこれぐらい忙しい方が仕事は楽しいよねぇ……とは思う。2 ヶ月弱ぐらい毎日朝方まで働いていた頃は流石に身体を壊したけど、楽しかった。仕事をしていて「面白い」と思う瞬間は幾つかあって、驚くようなアイディアに触れたときとか、綺麗なコードを書けたとき、分からなかったことが理解出来たとき、などなどの知的興奮を得られる瞬間もそうだけど、何よりも好きな人の役に立てたという実感を得られたとき、それから自分が成長したなと思えたときの楽しさは他には代え難いものがある。人間は貪欲なので段々とそれだけでは満足出来なくなったりするのだけど(例えば過去に上手くいったときと同じようなことをまたやってみたいとか)。

プログラマのためのサバイバルマニュアル

プログラマのためのサバイバルマニュアル

何となく帰りの電車で『プログラマのためのサバイバルマニュアル』という本を読んでみた。特段面白い本ではないけれど、最終章に書かれている言葉は凄く納得出来る。

悲観主義者になるのは世界でもっとも簡単なことだ。悲観するのは安易な逃げ道だ。楽観主義者になる方がはるかに難しい。

本書では人間が世界とやりとりする際には「反応的/応答的」モードと「創造的」モードの二種類の態度が存在すると言う(『リファクタリング・ウェットウェア』にそんな話が書かれていたような気がする)。

創造モードでは、現在の状況にすぐに反応するのではなく、現状を認識し、よりよい未来の状態を描き出す。(中略)違いは何だろうか。長期的な視野で見ると、反応的/応答的なバグフィックスを続けると、コードベースは最初のときよりもメンテナンスしにくい存在に成り果てる。難しいバグは、本当にフィックスするのではなく、応急処置でとどまっている。それに対し、創造的な構造には、時間とともに難しい部分まで含めてコードベースを改善する指導ビジョンがある。
ビジョンの作成は、ポジティブな態度を生む(というよりもポジティブな態度を必要とする)。悲観主義からは何も作り出せない。また、創造的なビジョンを現実のものにするためには、大変な仕事が必要になるが、ほかの方法よりも大変になるわけではない。よりよい未来のビジョンに向かって動いているときには、反応的な仕事では得られないような形でハードワークが結果を生み出していく。

ここで書かれていることは本当に良く分かる。僕の尊敬する上司は常に楽観的だし創造的だ。決して反応的な態度を取らない。本質を捉え、より良いビジョンを見出し、改善する。そういう態度について言語化されているので「ふむふむ」と納得しながら読むことになった。最終章だけ読んでも十分楽しめる本。