Usotsuki Online

Do you believe in the magic of make-believe ?

最悪な気分を抱えたまま衝動的に日記を書いたらはてなスターが付いていて救われた気持ちになった。インターネットがあって良かった。この世界に存在している他のどんな関係性よりも、インターネットを介した適切な距離感というものが好ましいと思う。僕はインターネットが大好きだよ。

今日は朝書いた通り本当に嫌な気分で仕事に行きたくなかったのだけど、「ここで逃げたらもっとダメになってしまう」という危機感からどうにか職場に向かった。気分は全く優れずテンションも上がらず、気が遠くなりそうだった。隣で誰かが話しているのにずっと遠くに居るみたいで現実感が無かった。周囲を二三度見回して、あぁこれは現実なんだと何度も言い聞かせた。これは現実で、僕は仕事をしていて、誰かのために──きっと会社の利益やステークホルダーや、或いは同僚や自分のために──闘っている。闘わなければいけない。そうしなければ僕は会社に居る意味すら失ってしまう。

しかしどれだけ雑念を振り払おうとしても昨夜のことが頭の中でリフレインされ、低気圧が台風に育つみたいに時間が経つほど頭の中は混乱して身動きがとれなくなった。折悪しく今日は手を動かすよりも頭を動かす仕事が中心で、目の前のディスプレイにはコードや設計書が表示されているのに、目と頭の動きはてんでバラバラで思考は収束せずただ足場を失って宙を彷徨うだけで、結局何も出来ないまま一日が終わった。本当に最低だった。そのうえ好きな人はとても気を遣ってくれているのが感じられ、「好きな人に気を遣わせて本当に俺はなんてダメな人間なんだ」という思考が絡みついてどこにもいかなかった。自己嫌悪に押し潰されそうだった。

誰かを好きになる、ということ自体が久しぶりだと書いたけど、そんなことは人生で二度と無いのかもしれないと薄々感じていた。「もうこの歳でそれだけドキドキしたりすることは無いし諦めるべきなんだよ」と友人も話していて、つい先日までは僕も全く同意見だった。誰かのことを本当に守ってあげたいとか、助けてあげたい、幸せにしてあげたいと強く願ったのは今までたった一人だった。周りの人に聞いても大体そんなものだ。だから人生で二度目に本気で好きになった人だった。奇跡みたいだと思ってた。それなのに僕はそんな人に対して失礼で姑息で負担をかけることしか出来ておらず、それで良く「幸せにしてあげる」なんて言えたものだなと心の底から思った。けれどやっぱり何度考えても好きな人の彼氏は好きな人のことを大事にしているとは思えず、自分の情けなさと悔しさで涙が出た。本当に最低だと思った。